「SUBWAY食べ続けたけど痩せなかった!金返せ」100キロ少年が連続強盗

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   3人に1人が肥満といわれるアメリカは、ダイエットへの関心の高さも尋常ではない。とうとうダイエットが原因の強盗事件が起った。先週29日の水曜日(2014年10月)、ファストフード・チェーン「SUBWAY」のアラバマ州の店に銃をもった男が現れ、店員にレジを開けさせて現金を持ち去った。このチェーンは4日間に3店で同じ男の被害に遭っていた。

200キロ大学生「ボクはSUBWAYサンドで80キロになった」テレビCMに登場

   防犯カメラに顔も隠さず、金を盗む動きもぎこちない。人目につきやすいオレンジ色のクツ。警察が映像を公開するとたちまち「同じ格好の男がスーパーにいる」と通報があり逮捕された。18歳の少年だった。

   少年は犯行を認めたが、動機についてはこう話したという。「偽の宣伝で人をだましたあのチエーンから自分の金を取り返しただけだ」

   どんな宣伝なのか。2000年に流したダイエット効果をうたったTVコマーシャルだった。体重200キロの大学生が登場し、「彼は『SUBWAY』のサンドイッチだけを食べて健康に痩せました」というキャッチコピーとともに、1年で80キロ台になった姿を見せていた。これは実話で、大学生はいま「SUBWAY」の広報担当だという。

   少年はこれを信じて「SUBWAY」のサンドイッッチを食べ続けたが、痩せなかったというのだ。「オレには全く効果がなかった。だから金を奪い返したんだ」。少年は100キロはありそうで、動きも鈍重だった。

   専門家は「宣伝はもちろんウソではないはず。でも、ダイエットをする人が宣伝文句やイメージだけにだまされ、科学的な方法を検証する人は少ない」という。

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
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