韓国・仁川のアジア大会で高級カメラを盗んだとして略式起訴され約10万円の罰金を払った競泳男子平泳ぎの冨田尚弥選手(25)はきょう6日(2014年11月)に記者会見を行い、あらためて犯行を否定した。レポーターの大竹真はきのう韓国で取材していた。
「日本チームに映像見せると『冨田だ』と...」
冨田の否認ポイントは、韓国・仁川警察から「認めないと日本に帰さない」といわれパニックになって認めてしまったことと、アジア系の見知らぬ男にカバンにカメラを入れられたもので、自分は盗んでいないということだ。
大竹が仁川警察の実際に取り調べた捜査官に1時間半にわたり話を聞くと、「被害届があり、防犯カメラ2台を回収して確認したところ、日本人チームのユニホームを着ていて、日本チームに聞くと冨田とわかった。カメラを盗んだのかと聞くと、すぐにハイと答えた。選手村の自分の部屋のカバンに入っているというので、部屋に行くと証言通り出てきた」と細かに答えた。
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一ツ石| 似顔絵 池田マコト