栃木県那珂川町の林道で5日(2014年11月)、また多数のイヌの死骸が見つかった。27匹が散乱し、付近で衰弱していたトイプードル1匹と比較的元気な4匹が保護された。チワワやダックスフントなど小型犬で、目立った外傷はなく、死後数日が経過しているという。栃木県では10月31日にも、さくら市の河川敷で小型犬約40匹の死骸が発見されており、警察で関連を調べている。
ペットブームの裏で「イヌ・ネコ大量殺処分」年間12万3400匹
いまや、飼いイヌや飼いネコの数が子どもの数を上回るペットブームだが、その半面、殺処分も少なくない。2012年度は全国でイヌ3万8447匹、ネコ12万3400匹に達しており、ペットにとってむごい国でもある。
ペットを飼っているという司会の夏目三久は「愛情がどんどん湧いてきて、手放すということは考えづらいのですけど...。ペットはこちらの勝手で飼っていることで、ペットにとっては家族は飼い主しかいない。大切にしてほしいです」と泣きそうだ。
キャスターの齋藤孝「痛ましいですね。基本は繁殖管理です。ドイツでは安楽死にも厳しい基準があって、殺処分をゼロにした」と日本のペットブームの軽薄さを嘆いた。
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モンブラン| 似顔絵 池田マコト