動物園のコアラが来日ラッシュだそうだ。今年(2014年)は鹿児島や名古屋などの動物園に7頭がオーストラリアから寄贈されたといい、今後、埼玉の動物園にも来る予定だという。
高齢化やえさの調達の難しさで激減
コアラは1984年に6頭が初来日したのを皮切りに、続々と日本にやって来たが、寄贈数は90年代以降は激減し、「国内で飼育される頭数もピーク時に96頭いましたが、高齢化やえさの調達の難しさなどで現在は44頭にまで減っています」と小松靖アナは伝える。
今年は初来日から30周年となる節目の年ということもあり、オーストラリアからの寄贈が多くなっていて、繁殖への期待もかかっている。
「7頭来たというのをうまく利用して、コアラが少しでも増えるようにしたい」とコアラの繁殖調整をしている東山動物園の黒邉雅実さんは話す。
高木美保(タレント)「動物園へはレンタルというのが多いんですが、すべて寄贈なんですね」
小松「日本のコアラ飼育技術はオーストラリアから高く評価されているそうです」
コアラの第2次ブームが来そうだ。