長野市内の60代の寺の住職が今年8月(2014年)、「東京に数日、行ってくる」と妻に言い残して出かけたまま行方不明になっている。調べてみると、檀家から集めた寄付金7000万円も消えていた。
檀家は「詐欺容疑」で告訴準備中
この金は住職の自宅にあたる庫裏の建てかえ費用として募ったものだという。建てかえは住職自身の発案で、5年前から寄付金を集め、年内にも着工する予定だった。住職は寄付金の口座通帳や印鑑を一手に管理していた。
「リフォームなどで安くできないかと言ったが、建てかえないとダメだの一点張りだった」と檀家のひとりは話す。檀家総代は住職の行方不明と寄付金の消失が関係していると見て、警察に相談し詐欺容疑での告訴も検討しているという。
司会の羽鳥慎一「(話を)聞いた感じは、(住職によるカネの)持ち逃げなんでしょうね」