自治体や企業は車載カメラが捉えた交通事故の衝撃映像を、社員や職員の事故防止研修に盛んに活用している。使われているのはインターネットで配信している「ドラドラ動画」だ。6000件以上の事故の映像が投稿され、月間16万回以上の閲覧があるという。
信号無視の右折車が自分の車に激突
会社から帰宅途中に事故にあった男性が撮影した映像は、信号が赤色の交差点で無理やり右折しようとするワゴン車に青信号で後方から直進してきた車が接触、はずみでセンターラインを越えて男性の車に激突した様子が映っている。男性の車は前部が大破し、廃車になる大事故だった。
この時の事故の恐怖について男性はこう語った。「衝撃の大きさで運転席のドアは開かず、ちょうどこの日はガソリンを満タンにしていて、ガソリンが漏れて火災を起こしたら助からないと思った」
文
モンブラン| 似顔絵 池田マコト