医師の久住英二氏をゲストにエボラ出血熱に関する読者や出演者の質問に答えた。そのなかに、「感染者が献血をした場合はどうなるか」というのがあった。輸血を通してエボラ熱に感染する可能性はあるのか。
久住によれば、エボラウイルスが他者に感染するのは主として発熱などの症状が出てからで、具合の悪い人が献血することはとはまずないという。たしかにそうだ。ただ、「日本はB型肝炎やHIVなどの感染症に関しては献血のスクリーニングをして陽性ならば輸血に使わないが、未知のウイルスであったらノーマーク」という。
司会の羽鳥慎一「もし、エボラに感染した方が具合が悪くなる前に献血したら、確率はすごく低いだろうが、広がる可能性はあるのですか」
久住氏「そうです。ほとんど起きないとは思いますが、可能性としてはゼロではありません」