エボラ感染者出ても情報公開せず?陰性だからよかったが...乗客ら知らずに街中へ

糖の吸収を抑える、腸の環境を整える富士フイルムのサプリ!

アメリカはいち早く名前と写真を公開して患者の情報収集

   小倉が「これが陽性だったらどうなんですか」と突っ込んだが、浦島教授は「飛行機内で症状が出たような場合は(わかります)...」という。患者と乗り合わせて、何も知らされずに家族や友人と接触する乗客のことは念頭にないらしい。「初期の封じ込めが大事」といいながら、これでは封じ込められるわけがない。

   梅津弥英子アナ「機内で隣り合わせた人と連絡がとれないこともあるのではないですか」

   浦島教授「今回はいい教訓になりましたね。陽性とわかったときどうやってコンタクトをとるか、日本人はいいが、外国人だと難しいこともあるだろうから」

   それがどんなに困難な作業で、時間との勝負だということもおわかりでないらしい。陰性とも陽性ともわからない段階から人の動きを最小限に食い止める措置が必要だろう。即ち情報の適切な開示だ。

   田中良幸レポーターがそうしたケースでの厚労省などの対応を解説したが、イラストでは検疫官が「◯◯の席に座っていたこういう服装の人と接触はありましたか」と電話で聞いていた。そんな悠長なことで大丈夫なのか。空港を出る前に状況を伝えておけば結果は全然違うはず。

   名前などの公表についても、浦島教授は「感染拡大を阻止するのならいいが、メリットがない場合は公表すべきではない」といっていた。「メリットがない」とはどういうことなのか。アメリカは名前も顔も公表している。

   小倉「この問題では、本当はやりすぎということはないのではない」

   その通り。人口密度の高い都市では情報をもとに各人が備えるのが一番。そ のために報道を大いに活用しないといけない。

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
姉妹サイト