羽田空港でも結果判明まで14時間
キャスターの齋藤孝「14時間という時間をどう考えたらいいんでしょうかね」中島医師「隔離しながら男性を搬送して病院が最初の診察をし、血液などの検体を採取して武蔵村山市まで送るといういくつかのステップがあります。今回はよくこの時間でできたなという感想です」司会の夏目三久「搬送先の病院と血液を検査した場所が別々ですが、同じところですることはできないんですか」
中島医師「検体の検査は全国で1か所、武蔵村山市の国立感染症研究所でしかできないんです。ウイルスの特徴的な遺伝子を増やして確認するという極めて精度の高い検査です。武蔵村山市まで運ぶ時間がどうしてもプラスアルファになってしまう」
地方空港で発症の疑いが出た場合は専用の病院が県内にないところもあるという。さらに、検体は東京に運んでとなると、その間に2次、3次感染が広がる心配は強い。
文
モンブラン| 似顔絵 池田マコト