まだ安心はできない?「エボラ検査」陰性男性...3日間は観察入院

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感染初期段階はウイルス検出されないことも...

   男性は熱も下がっているが、健康観察のため3日ほど入院するという。ひとまず安心だが、心配性の笠井信輔ニュースデスクは「潜伏期を考えると、感染していないとは言い切れないでしょう」という。潜伏期は2日から2週間と幅があり、感染初期にはウイルスが検出されないこともある。シエラレオネでは陰性と診断された子どもが、のちに感染がわかり死亡している。

   濱田篤郎・東京医大教授によると、エボラ出血熱は潜伏期や発症初期にはウイルスの放出が弱く、感染が広がる可能性は低い。「感染は体液や血液からで、空気感染はしないから飛行機に乗り合わせたくらいでは大丈夫です。心配しすぎないように」という。全日空機に乗り合わせた乗客が隔離されなかったのもそのためだという。

   小倉「こういう場合、名前はどこまで出したらいいんですかねえ」

   濱田教授「個人情報があるから難しいですが、どこの人かくらいは出さないといけないでしょうね。(今回がもし陽性だったとしても)医療の整っているところなので大丈夫です」

   ただ、心構えだけはしておいた方がいいかも。

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
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