「俺はずっとこれをやりたかった」リタイア後にヨット買ったり古民家に移り住んだり...
週刊現代では、リタイアした後「オレはずっとこれをやりたかったんだ」といい出し、300万円もするヨット買ってしまった男や、九州の古民家に引っ越して椎茸栽培をやると、妻が反対するにもかかわらず移り住んでしまった男、早期退職して蕎麦屋になるといい出した男の話が紹介されている。しかし、こうした定年後は自分のやりたかったことをやるという『夢見る夢男』タイプが老後破産予備軍だというのだ。
私にも退職後にやりたいことがあった。高校時代にやっていたエレキギターを習うことだ。退職金からカミさんがエレキギター代として30万円をくれた。これだけあれば若いころ憧れたフェンダーのギターが買えると喜んだが、いつの間にかそのカネは飲み代となって消えてしまった。このあいだAmazonを覗いたら、初心者用でアンプもついたエレキギターセットが1万6000円で出ていた。これでもいいから取り寄せて「Walk Don't Run」でも弾いてみようか。