大好きだったタイで裏切られたロングステイ79歳!タイ人女「預金目当てで殺害」

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   タイ・バンコク近郊の運河で見つかった遺体は、歯形やDNAから不明の島戸義則さん(79)と判明した。タイ警察は島戸さんの失踪に関わったとして身柄を拘束していたタイ人女性(47)とタクシー運転手(47)を、きょう24日(2014年10月)にも殺人・死体遺棄容疑で逮捕する方針だ。

日本人男性狙って「保険金殺人」や「詐欺」

   島戸さんは老後の移住、いわゆるロングステイで10年前からバンコクに移り住んでいた。物価は安く人情も穏やかなタイはロングステイに人気で、希望先では3年連続2位(1位はマレーシア)だ。島戸さんも年金と不定期の日本語教師の収入で質素に暮らしていたという。

   その島戸さんがどうした経緯かは不明だが、47歳のタイ人女性と接点ができ、悲劇となった。先月から連絡がとれなくなったため、息子が島戸さん宅を訪れたところ、部屋に見知らぬ女性がいたため警察に通報した。それが47歳のタイ人女性だった。

   警察のこれまでの捜査で、女のマンションの浴室から血痕が見つかっており、ここで島戸さんを殺害して遺体を切断したとみられる。遺体を棄てたのはタクシー運転手で、女とは約20年前から事実婚で子どももいる。

   女は島戸さんのカードでATMから230万円を引き出しているが、警察の調べや近所の人の話を総合すると、複数の日本人男性と接触をもっており、いずれも金銭トラブルがあったという。タクシー運転手との関係を続けながら、2002年には日本人男性と結婚し一児をもうけたが、翌年に男性は階段から転落して死亡。保険金1000万円を受け取っていた。

   さらに2人の日本人男性とも関係ができたが、ひとりからは「数千万円を盗まれた」と訴えられ、もう1人からは「1000万円を返せ」と訴えられている。女はこうした金をもとにしたのか、バンコク市内に複数のマンションの部屋を所有し、マッサージ店を経営するなど羽振りがよかった。警察は今後、最初の男性の死因を再捜査する方針で、さらに他の男性の訴えなども調べるという。

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
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