きのう21日(2014年10月)午後、東京・八王子市南大沢の都営団地で、9階に住む坪川昌子さん(35)が自室で首を刺されているのが発見され病院に搬送した直後、こんどは男性がベランダから飛び降りた。いずれも死亡が確認されたが、いったい何が起こったのか。
帰宅した高校生の息子が発見
西村綾子リポーターが伝える。「坪川さんは息子2人と3人暮らしで、きのう午後2時過ぎに帰宅した高校生の息子が血まみれになっているのを発見しました。警察と消防に通報し、坪川さんは搬送されましたが、事件はこれだけではありませんでした」
坪川さんが運ばれた数分後に、坪川さんの部屋のベランダから男が飛び降りたのだ。この男性の身元はわかっていない。警察と一緒に坪川さんの部屋に入った団地自治会会長は「扇状に広がった血だまりの中に坪川さんが倒れていました」と話す。坪川さんはソファーに座って仰向けの状態で、近くに刃渡り約17センチの包丁が置かれていた。
たびたび目撃されていた手をつないで歩く2人
西村「飛び降りた男性と同一人物であるかどうかはまだわかりませんが、坪川さんの部屋に中年男性がよく出入りしていたそうです。2人が手をつないで歩く姿も目撃されています。3日ほど前には、坪川さんの部屋の前の廊下に大量の荷物が山積みされていたことを近所の人が目撃しています」
キャスターのテリー伊藤「帰宅した息子が母親を発見したとき、飛び降りた男性と顔を合わせていた可能性が考えられますよね。それまで親子3人の母子家庭に入り一緒に住むとなれば、男には相当な覚悟が必要ですよ。その覚悟がどれほどあったのか」
コメンテーターの宮崎哲弥(評論家)「状況から見れば他殺の疑いが濃いですよね」
坪川さんを刺殺し、自分も飛び降りたという「無理心中」じゃないのか。