バンコクで不明の79歳日本人男性バラバラ遺体で発見!タイ人女性が預金引き出し

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   タイのバンコクで先月(2014年9月)から行方がわからなくなっていた島戸義則さん(79)とみられる遺体が、きのう21日深夜、バンコク近郊の運河で見つかった。島戸さんは定年退職後の2008年にバンコクに移住した。1年ほど前から接触のあった件の女性と先月21日に病院を訪れたあと行方がわからなくなった。

   警察は島戸さんのキャッシュカードでATMから16回にわたって約230万円を引き出し47歳のタイ人女性を今月14日に窃盗の疑いで逮捕していた。女は33万円を払って保釈になっていたが、19日にバンコクから約100キロ離れた町でみつかり、一緒にいたタクシー運転手とともに身柄を拘束された。

   タクシー運転手は島戸さんを殺害して遺体を切断し、砂と一緒に袋に詰めて運河に捨てたと供述し、警察がダイバー10人余を投入して袋4つを見つけた。中には頭、足、内蔵などが入っていた。警察はDNA鑑定をして特定を急いでいる。

前夫も日本人...階段から転落死で保険金1000万円

   島戸さんはいわゆるアジアでの老後を選択したシニアだ。大きめの居間、寝室とキッチンだけの質素なアパートで1人で生活していたが、1年ほど前から件の女が出入りするようになり、先月から日曜日に女のアパートで子ども向けの日本語教室を開いていた。

   不明となった21日に体調不良で病院を訪れたが、足元がおぼつかない様子で、医師が心臓病の疑いがあると検査入院を勧めると、付き添っていた女が「別の病院にいく」と連れて行ったという。この女性は02年にバンコク在住の日本人男性と結婚したが、男性は翌年に階段から転落して死亡し、女性は保険金約1000万円を受けとっていた。もともと保健の外交員だったので自分で手続きをしたという。

   この事件で死亡した男性の親族は死亡は事故ではないと見ているという。また、女性と島戸さんがどのように知り合ったのかなど詳しいことはわかっていない。

   司会の小倉智昭「日本人はお金を持っていると思われているから、ターゲットになってもおかしくはないですよ」

   深澤真紀(コラムニスト)「いまロングステイでタイ、マレーシアが人気になっています。とくに男性だけだとお手伝いさんを紹介するというのもあると聞きます」

   タイでは日本はあこがれだともいう。が、落とし穴もあるということか。

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
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