東京の高級住宅街、田園調布で75歳の病院院長兼理事長と45歳年下の妻が無理心中していた事件は、さまざまな憶測を呼んでいる。17日(2014年10月)午後1時ころ、横浜桐峰会病院の理事長で院長の松本義峯さんが自分の頭を猟銃で撃ち抜き、妻の亜耶乃さん(30)が射殺されているのが発見された。
近所の住人「普段は住んでいた様子ない」
西村綾子リポーターは「『昼過ぎになっても父が病院に来ない。様子を見てきて欲しい』と息子から警備会社に連絡があり、担当者が自宅を訪ねると、2階の寝室で亜耶乃さんが胸やお腹を撃たれ、松本さんは散弾銃を自分に向けた姿で発見されました」と伝える。
近所に住む中年主婦は「1度も顔を合わせたことがありません。ゴミ出しをする姿も見たこともないですね。あの豪邸に人が住んでいるとは思えませんでした」「2階は1年中雨戸が閉まっていて、雨戸が開いているのを見たことはありません」と話す。松本さん宅の敷地はおよそ200坪、庭には高い木々が茂り、高級住宅が多い一帯でもひときわ目立つ豪邸だ
松本氏と亜耶乃さんはどんななれ初めなのだろう。病院の女性患者は「以前に、妻と別れて若い看護師と再婚するという話を聞きました。ただ、離婚に関して、トラブルが起きているので長引くかもしれないと言ってました」と打ち明けた。
文
ナオジン| 似顔絵 池田マコト