ツイッターを禁止してる高校は多いらしいが、そのひとつ横浜商科大高校の校長がツイッターで、「皆さんを監視します。覚悟しなさい」と書いて注目された。ところが、これがどうやらなりすまし。別のなりすましも現れて、何が何だかわからなくなった。ともあれ、禁止そのものを笑いのめしている。
「皆さんを監視していきます。覚悟しなさい。本校はTwitter禁止です」
問題の校長のツイッターはこうだ。「悲しいお知らせがあります。現在判明しただけで商大生の10%がTwitterを使用しています。私は悲しいです。怒りました。これからは皆さんをどんどんフォローして皆さんを監視していきます。覚悟しなさい。本校はTwitter禁止です」
司会の小倉智昭「ツイッター禁止の校長がツイッターとは矛盾してるよね」
木下康太郎アナ「学校はたしかにツイッター禁止です。学校に聞いたところ、校長先生はツイッターも携帯のメールもできませんとのことで、この書き込みはニセモノとわかりました」
校長の写真まで入っていて、学校は「卒業生からの電話で知った。手の打ちようがなく困惑しています」と話している。
そんな事情をよそに、ツイッター上では「時代遅れだ」「正しく怒るのは簡単ではない」「校長先生はいいのに、生徒はダメなの」などとにぎやかだ。すると再び『校長』が「誰かが私のなりすましをしているそうです。本校の生徒の可能性も高いとのこと。なりすましをしている人、そんなふざけた事はやめなさい。あすは皆さんにお話があります。学校で待ってます」とツイートした。むろん、これもなりすまし。
禁止すればSNS弊害なくなるのか?
小倉はじめみんなが笑ってるなか、笠井信輔ニュースデスクがやけに真面目な顔で解説する。「SNSは何が起るかわかりません。学校がひかえてほしいという気持ちもわかりますね。最近はLINEを禁止する学校もあります」と出したフリップには、それに対する反発が並んでいた。
「LINEはただのツール。いじめが起きるのは使う人の問題」「LINE禁止してもツイッターがある」「先生がやってるのを見つけて笑った」
小倉「どうなんだろう。教育の場ではやらない方がいいというのが先生たちの気持ちなんだろうが」
木下「書き込みが内部なのか外部なのかわからないが、こういうことがあると、学校も一層禁止にせざるをえなくなりますよね」
おいおい、話をそこで止めちゃだめだろう。もっと突っ込まんか。と、菊川怜キャスターが「なりすましができちゃうのも問題ですよね」
彼女のレベルもバレちゃった。