人気のゆるキャラ「ふなっしー」に弟ができた。きのう15日(2014年10月)行われた新商品の発表会に登場した弟は「ふなごろー」だと。ふなっしーは千葉・船橋市民が地元名産の梨をイメージして作った「梨の妖精」という設定で、船橋市はいまだに公認していない。つまり、勝手に活動しているのだが、従来のご当地ゆるキャラの常識を破っておしゃべりを始めたのと、ジャンプやアクションなどでブレークした。今では各地の地域おこしのイベントから歌手、タレント活動までこなす。
尻尾の先から「絹糸ブシャー」「梨のエキス」噴射
きのうは「ふなっしー」製品の発売イベントだったが、そこで「紹介したい梨がきたなっしー」といわれて現れたのは、「芋虫と梨のハーフ」という設定とかで、「56番目の弟の『ふなごろー』なっぴー」と自己紹介した。
頭と足が黄色で、顔のデザインまでは「なっしー」と同じだが、「なっしー」よりかなり背が低く、胴体もライトグリーン(「なっしー」はライトブ ルー)で、頭には触覚、芋虫の尻尾もついている。「梨の実に妖精が取り付く前に青虫に食われて、途中で妖精になったから混じっちゃったなっしー」ということだ。
ふなごろーもどうやらおしゃべりとアクション派らしい。尻尾の先から「絹糸ブシャー」と梨のエキスを噴射する。それをもろに食らった木下康太郎アナが臭いを嗅いで「臭いますね」。木下がふなっしーに「ふなっしーより人気が出てきたらどうする?」と突っ込んだ。「ふなっしー、そろそろ疲れてきたから、ふなごろーのマネジメントをしてゆっくりしてもいい」と引退ともとれる発言。だが、「いろいろメーカーさんとも話し合わないといけないから、今は無理なっしー」と、その気はないらしい。