アメリカで2人目のエボラ国内感染!死亡男性担当の女性看護師...前日に旅客機搭乗

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   アメリカ保健当局は15日(2014年10月)、エボラ出血熱で死亡した男性を治療していたテキサス州の病院の女性看護師が、新たにエボラ出血熱の陽性反応を示したと発表した。この病院では別の女性看護師も同様に院内感染し、現在治療中でアメリカでの国内感染は2人目になる。

   陽性反応が出た看護師は14日に発熱し1時間以内に隔離されたが、この間に3人と接触したほか、前日にはオハイオ州からテキサス州まで旅客機に搭乗していた。この時は嘔吐などの症状が出る前だったため感染の可能性は低いと見られているが、念のために乗客・乗員132人の健康状態を確認するという。

WHO警告!「年末には週1万人ペースで患者急増」

   病院から徒歩で15分ほどの距離に日本人学校(ダラス補習授業校)があり、空気感染はないとはいうものの、学校側は「近くで死者が出ているので非常に重く受け止めている。子どもの命を預かっているので十二分に留意しなければいけないと思っている」と不安を募らせていた。

   エボラ出血熱は感染が始まった西アフリカから欧米に広がり、ドイツでは今週になって治療を受けていた国連職員が死亡している。WHO(世界保健機関)によると、13日現在で死者数は4447人、患者数も間もなく9000人に達しそうな勢いだ。8月以降に死者数が急増していることから、WHOは申告されていない死者も考慮して致死率を70%に引き上げ、この状況が続けば12月には患者数が1週間で5000人から1万人のペースで増加する可能性があると警告している。

   キャスターの齋藤孝「医療がすごく進んでいるアメリカで二次感染が起きているのはちょっと怖いですね。(感染には注意している)治療スタッフの二次感染となると、感染拡大の危険性がありますね」

文   モンブラン| 似顔絵 池田マコト
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