「中村修二教授」ノーベル賞に導いた負けず嫌い!お茶の水博士になってやる

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赤色LEDに強烈な敵愾心...「必ず見返してやる」

   中村教授は大学卒業後に日亜化学工業に入社し、赤色LEDの製品化に携わるが、その市場はすでに大手メーカーが席巻していた。当時の中村教授を知る東北大学・秩父重英教授は「赤色LEDは大手に取られた。必ずいつか見返してやると言っていました」と語る。青色LEDの製品化に成功して見返したわけだが報奨金は2万円だった。

   大竹「正当な報酬が得られなければ優秀な研究者が育たないとの怒りから、中村教授は会社を相手取り200億円の支払いを求めて裁判を起こし、約8億5000万円で和解が成立しています」

   木村健太郎弁護士「この裁判は弁護士の間でも話題になりました。新製品や新技術を開発した人物と企業の関係のあり方に一石を投じました」

   坂口孝則(経営評論家)「ノーベル賞は実用化や商業化側の人にはあまりあげない。基礎研究の側に渡す、今回の中村教授の受賞は貴重な前例となるでしょう」

文   ナオジン
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