さまざまな婚活があるなかで、趣味のある人と出会いたいという趣味コンが盛んだという。世の中の現象やブームをちゃんと知る「チャン知り」コーナーで取り上げた。
ランニング好きの男女が走れば恋も一緒に走り出す「RUNコン」、馬の好きな男女が競馬を観戦しウマが合うパートナーを射止める「うまコン」、農作業や家庭菜園が趣味の男女なら恋も芽生える「畑コン」。フットサル好き同士が出会う「サルコン」に密着してみると...
「RUNコン」「うまコン」「畑コン」「サルコン」...
なぜかゲームで積極果敢になるのは女子のほうだそうだ。女子チームがスクラム組んで「フットサルのゴールと恋のゴールもゲットしよう」と気合を入れ、ゲームが始まると、さっそく「あの彼の名前知ってる?」「ケンスケ」と情報交換が始まる。草食系なのか、男子はおとなしい。
主催する「ベストパートナー」によると、「女性を引き立てるような優しいパスを出す人は結婚しても奥さんに気を遣う人」で、プレーで性格がわかるメリットがあるという。サルコンはカップル成功率が街コンに比べて高く平均50%、多いときは100%」という。家計のやり繰り上手を探すなら、趣味と実益を兼ねた「畑コン」や「うまコン」もいい。
食堂のおばちゃんから作家になったコメンテーターの山口恵以子がこう嘆いた。「私もこういう趣味コンをやっていれば結婚できたかもしれない。43回お見合いして1回も結婚できなかった。可能性があったのが一人いたんですよ。武道が好きな人で、私もチャンバラ好き。話が合ってお見合いで3次会までいった。でも、翌日に電話で『すごく楽しかったが、女の人と一緒にいる気がしない』って断ってきた」