錦織圭 2週連続優勝に滂沱の涙「また壁を越えた。嬉しすぎて泣いてしまった」

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   錦織圭は優勝を決めた瞬間、テニスコートに倒れ込み涙が止まらない。きのう5日(2014年10月)、有明コロシアムで行われた楽天ジャパンオープン決勝戦で、錦織はなぜ涙を見せたのか。

   決勝戦の相手は世界ランキング第8位と格下のミロシュ・ラオニッチ(カナダ)だったが、196センチの長身から振り下ろすサーブでは時速230キロ近い。錦織は第1セットから苦しめられたが、コーチのマイケル・チャンの「高速サーブが来た時は諦めろ。数回しかないチャンスの時に攻めろ」というアドバイス通りに戦った。

世界トップ8人だけ出場「ATPワールドツアーファイナル」出場へ

   錦織は会見で「40日間で17戦。限界を超えていました。でも、2週連続で優勝できたことで、また1つ壁を乗り越えられたと思います。今回の勝利が嬉しすぎて泣いてしまった」と語った。

   司会の加藤浩次「2週続けて優勝するのは凄いですよね。その秘密はどこにあるのでしょう」と杉山愛(元プロテニスプレーヤー)に聞く。「錦織さんは世界のトップレベルになりました。実力もメンタルも体力も確実に向上しています。これからも向上するでしょう」

   大竹真レポーター「錦織さんは上海マスターズに出場するため、けさ出発しました。その後もバレンシアオープン、パリバマスターズに出場します。来月9日からのATPワールドツアーファイナル出場を目指しているんです」

   加藤「ATPワールドツアーファイナルはプロテニスプレーヤーにとって大変な大会なのですか」

   杉山「世界ランキングとは別で、その年の優勝勝者8人しか参加できません。激しい戦いです」

   押しも押されもせぬ世界のトッププレーヤーだ。

文   ナオジン| 似顔絵 池田マコト
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