「御嶽山」台風18号接近で大雨の恐れ!火山灰固まり急流となって駆け下る雨水

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   御嶽山の捜索・救助活動は1日(2014年10月)に再開され、新たに11人の登山者が発見され、計35人がふもとに搬送され全員の死亡が確認された。死者は47人となり、火山災害としては、1991年の雲仙・普賢岳の死者・行方不明者43人を上回る戦後最悪となった。

   長野県警機動隊の山崎守隊長は「登山者はからだ半分埋まっているとか、もうちょっと深く埋まっているという状態でした。天候が回復し風向きもよかったので作業がはかどりました」という。

ふもとでは土石流発生

   2日早朝からも1000人体制で捜索・救助活動が行われているが、心配なのは雨だ。司会の加藤浩次が「雨が降る場合どうなるのでしょう」と、東大地震研の青木陽介助教に聞いた。

   「雨と火山灰が一緒になって泥流化し、斜面を流れるリスクが一番心配ですね。火山灰は粘土状になり足を取られます。映像で見ているよりも足場が悪く、相当に大変そうです」

   降り積もった火山灰に雨が降るとコンクリートのように固くなり、その上を雨が急流となって下るという。ふもと近くでは土砂を巻き込んで土石流になるのだ。

   来週6日には大型台風18号の影響で大雨が予想されている。

文   モンブラン| 似顔絵 池田マコト
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