教育評論家の尾木直樹・法政大学教授(67)が9月26日(2014年)、脳科学者・茂木健一郎(51)の朝ドラ出演についてブログで触れている。
茂木はNHK連続テレビ小説「花子とアン」の25日放送回より小鳩書房社長の門倉幸之介役として出演している。門倉はヒロイン花子(吉高由里子)の翻訳した「赤毛のアン」の出版に熱心な出版社社長で、物語で重要な役割を果たす。しかし、その演技はあまりにも「棒読み」だった。
尾木は「茂木先生からは想像できない緊張感とそこからくる固い台詞回し?」と表現し、「新たなことに挑戦する茂木先生に拍手」と語っている。一方、「別の役を演じるのは本当に大変」という。自身も「大学の理事長や評論家」の役を担当したとき、実際の仕事と近い役回りながらも随分と苦労したようだ。「だから茂木先生は大変だったとお察し致します」と労っている。
茂木は25日、柳澤秀夫・NHK解説委員に「(演技は)棒読みでしたね」と情報番組「あさイチ」の中で評されたことや、「花子とアン」の脚本を担当した中園ミホ氏に「『小津作品の笠智衆』を思い出した」との感想をもらったことをツイッターで明かしている。