2014年仁川アジア大会第6日に行われた競泳男子400メートル個人メドレーで、萩野公介選手(20)が連戦の疲れを吹き飛ばして金メダルを獲得、4冠を達成した。
萩野にとって本職の400メドレー個人メドレーで金メダルは当たり前。目指すは自身の持つ日本記録更新だった。しかし、このレースが6種目、11レース目とあって連戦の疲れが出た。
残る「200メートル背泳ぎ」「400メートルメドレーリレー」
スタートのバタフライ、続く背泳ぎでは先頭争いで勝っていたが、平泳ぎで4位に順位を下げてしまった。最後の自由形で一気に追いつき追い抜き、大会新で優勝した。
司会の加藤浩次は「もうアジア大会のレベルじゃない。アジア大会は勝って当たり前」
キャスターのテリー伊藤「今までの日本人選手の勝ちパターンだった平泳ぎで勝っていて最後は逃げ切るのとは違う。いままで日本人選手がやられていた最後の自由形で追い抜いて勝つパターンですからね、鳥肌が立ったよ」
萩野は6種目で金メダル4つ、銀、銅メダル各1つ。残るのは25日の200メートル背泳ぎと26日の400メートルメドレーリレーの2種目だ。
文
モンブラン| 似顔絵 池田マコト