7月下旬から喉頭がんの治療のため、日本テレビ系「笑点」(日曜ごご5時30分)を休んでいる落語家の林家木久扇が19日(2014年9月)、埼玉・行田産業文化会館で開かれた「行田寄席」に出演、約2か月ぶりに500人を前に笑わせた。
放射線治療を受け、一時は声が出なかったが、最近になって話せるようになってきたという。この日は「笑点」メンバーの林家たい平、息子の林家木久蔵とのトークだけで、高座はつとめなかった。
「笑点」は木久扇の出演のない10月12日放送まで収録済みで、次の収録は27日に予定されているが、所属事務所は「声の調子を見ながら決めたい」としている。のどには治療でついた傷のかさぶたが残っており、声がかすれてしまうという。大声で騒ぎ合う「笑点」はまだ難しそうで、復帰は11月以降になりそうだ。(テレビウォッチ編集部)