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安倍首相の焼肉屋選びなかなか...東京・幡ヶ谷「可禮亜」肉は美味、キムチ盛りだくさん

   私事で恐縮だが9月12日(金曜日)、映画「イヴ・サンローラン」を新宿武蔵野館で見た帰り、京王線の幡ヶ谷へ行った。焼肉屋「可禮亜(カレア)」という店へ行くためである。駅から6、7分だろうか。繁華なところから少し離れた静かなところにあった。扉を開けて入ると入り口に4テーブル、その左奥に3テーブル、突き当たりに小部屋があるようだ。

   金曜の6時過ぎだというのに、奥に2組の客がいるだけである。愛想のいい中年の婦人が注文を取ってくれる。入り口からびっしりと壁に有名人のだろう色紙が貼ってある。ここは安倍晋三首相が昭恵夫人とよく来るといわれている店である。安倍首相の色紙がないか探そうと思ったが、あまりにたくさんあるので断念して、まずはビールとキムチとナムルの盛り合わせを頼む。

   左隣の3人組がこちらのほうをチラチラ見る。気のせいかもしれないが永田町の人間の臭いがする。キムチは1000円だが、大皿に白菜キムチやカクテキなどが盛りだくさん。韓国の真露に変えて焼肉盛り合わせ3800円を頼む。特選もあるがなかなかの値段。首相ともなればそちらを頼むのであろう。ホルモン盛り合わせは1800円。テーブルの上には炭の入ったコンロ。

   出てきたカルビやタンは分厚くて2人にはちょうどいい。焼いてみた。タレが少し甘いのが気に入らないが、肉は美味である。チヂミと豚足を追加する。冷麺もと思ったが、腹がいっぱいで断念。値段もリーズナブルだ。

   安倍首相、あなたの店の選び方はなかなかだと感心しながら帰途につく。だが心配なのは客の入りである。私たちの後から2組ほど来たが、満席にはならない。もしかして、安倍首相が贔屓の店なんか行きたくないという客が増えて、敬遠されているのではないか。そんなことを考えながら駅まで歩いた。

元木昌彦プロフィール
1945年11月24日生まれ/1990年11月「FRIDAY」編集長/1992年11月から97年まで「週刊現代」編集長/1999年インターネット・マガジン「Web現代」創刊編集長/2007年2月から2008年6月まで市民参加型メディア「オーマイニュース日本版」(現オーマイライフ)で、編集長、代表取締役社長を務める
現在(2008年10月)、「元木オフィス」を主宰して「編集者の学校」を各地で開催。編集プロデュース。

【著書】
編著「編集者の学校」(講談社)/「週刊誌編集長」(展望社)/「孤独死ゼロの町づくり」(ダイヤモンド社)/「裁判傍聴マガジン」(イーストプレス)/「競馬必勝放浪記」(祥伝社新書)ほか

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