共演絶対NG「犬猿女優」沢尻エリカVS竹内結子、柴咲コウVSマイコ、鈴木京香VS深津絵里...その原因は?

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   仲間由紀恵(34)も結婚してしまった。相手は俳優仲間の田中哲司である。こちらもかなり年上の48歳。美人は年上の男が好きなようだ。田中は脇役が多いらしい。テレビで田中が話しているのを見たが、木訥で優しい人柄のようである。2003年にテレビドラマで共演して知り合い、08年頃から真剣な交際を始めたそうだ。

   週刊誌はまた「年収格差婚」などと書くのだろうか。仲間はNHKドラマ「花子とアン」で主演の吉高由里子を食うほどの人気を得て、年末の「紅白歌合戦」の司会をやるのではないかと噂されている。人気に溺れず堅実な男を夫に選んだ仲間がいい。田中に対する男たちの嫉妬は凄いものがありそうだがね。

   まずは『週刊ポスト』から。人気女優は視聴率が取れるから、テレビ局としては同じドラマに2人も3人も出したいのだが、「共演はNG」という組み合わせがあるというのだ。たとえば、このところ復活気味な沢尻エリカだが、テレビ局が共演させられない女優が数多くいるという。その筆頭が竹内結子。沢尻が「別に」発言で総スカンを食った会見は、竹内がヒロインの映画「クローズド・ノー」の発表会だったのだ。その頃は2人は同じ事務所に所属していて姉妹のように仲がよかったのだが、以来微妙な関係にあるという。この事務所には常盤貴子や北川景子もいるが、テレビ局はブッキングを避けているという。

   付き合った男が同じ女優というのも神経を使うものらしい。柴咲コウとマイコは妻夫木聡の元カノと今カノだから、「業界内で2人が同時にキャスティングされることはないと思います」(広告代理店関係者)ということらしい。堤真一と噂になった鈴木京香と深津絵里、市川海老蔵と噂になった高岡早紀、米倉涼子、佐藤江梨子も同じような理由でNG。佐藤健をめぐる争いで共演を頼まないというのが広末涼子と前田敦子だそうだ。

   私がテレビドラマのプロデューサーなら、「犬猿の仲の女優の共演だよ」と、そのことを売り物にしたドラマを作るが、テレビではそうもいかないようである。

ビル・ゲイツがブログ発表「年間で最も人を殺している生物」

   西アフリカではエボラ出血熱が猛威をふるっている。すでに2000人以上が死亡し、まだまだこれから増えるといわれている。エボラほど致死率は高くはないが、日本でも数十年前に日本では根絶されたといわれていたデング熱が流行の兆しを見せ、感染源と思われる東京・代々木公園は閉鎖になったが、全国に広がる気配を見せている。

   『週刊現代』はデング熱問題を取り上げ、重症化しデング出血熱になると日本でも死者が出ると警告している。<「デング出血熱になると、血液の成分(血漿)が血管から染み出していき、ショック症状に陥ることもあります。血が固まらなくなり、放置すると10~20%の人が亡くなってしまうのです」(長崎大学熱帯医学研究所所長・森田公一医師)>

   重篤化しやすいのは高齢者や乳幼児、妊婦だそうだから要注意。デング熱はアジアで広がりだし、警戒レベルに来ているというのだ。

   ビル・ゲイツが今年4月(2014年)にブログで発表した「年間で最も人を殺している生物」によると、ダントツ1位は「蚊」である。年間72万5000人を殺し、2位の「人間自身」の年間47万5000人を大きく引き離している。

   だが、蚊はやっかいなものである。代々木公園で都庁の職員なのだろうか、蚊をやっつけようと悪戦苦闘している姿がテレビで流されているが、失礼だが笑ってしまった。蚊はバスやタクシー、飛行機にも乗って全国にデング熱ウイルスをまき散らしているのだから、代々木公園などに行かなくても患者は発生する。

   ばかばかしい水際作戦におカネをかけるより、公園や広場に出かけるときは防虫スプレーや蚊取り線香を携帯し、服装は長袖に帽子をかぶるなど注意を喚起することを徹底したほうがいい。それでもデング熱にかかってしまったら、早めに医者にかかり、重症化しないようにすることであろう。いかに死者を出さないで収束させるかに自治体や厚労省は知恵を絞り、国民に十分な説明をすることこそ、今一番必要なことである。

元木昌彦プロフィール
1945年11月24日生まれ/1990年11月「FRIDAY」編集長/1992年11月から97年まで「週刊現代」編集長/1999年インターネット・マガジン「Web現代」創刊編集長/2007年2月から2008年6月まで市民参加型メディア「オーマイニュース日本版」(現オーマイライフ)で、編集長、代表取締役社長を務める
現在(2008年10月)、「元木オフィス」を主宰して「編集者の学校」を各地で開催。編集プロデュース。

【著書】
編著「編集者の学校」(講談社)/「週刊誌編集長」(展望社)/「孤独死ゼロの町づくり」(ダイヤモンド社)/「裁判傍聴マガジン」(イーストプレス)/「競馬必勝放浪記」(祥伝社新書)ほか

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