突如、空から数百枚の写真が降ってきた。写っていたのは電車内で携帯を操作する男性だ。なぜばらまかれたのか。先週金曜日の19日午後9時頃(2014年9月)、JR大阪駅近くのビルの屋上からひらひらと紙のようなものが舞い落ちてきた。
阿部悦子リポーター「最初、通行人はお札が降ってきたのではと色めき立ったそうです。でも、写真だとわかると気色悪いとその場を足早に立ち去ったと言います」
大阪駅隣接のビル屋上から...
司会の小倉智昭「誰がその写真をばらまいたのだろう」
写真に写っている男性と撮影した知人との間に何らかのトラブルがあったと見られているが、ばら撒いている現場そのものは目撃者がいない。
小倉「どこからばらまかれたのか見当はついているの」
阿部「大阪駅に隣接する商業ビルからと見られています。このビルの屋上は庭園になっていて、そこからまかれたようです」
コメンテーターの橋口いくよ(作家)は「これだけの枚数の写真を現像するのには相当なお金もかかっているはず。それでもあえて実行したというのは、写真に写っている男性に恨みとか精神的なトラブルがあったのでしょうね」という。これは何かの犯罪になるのだろうか。
阿部「若狭勝弁護士に聞いたところ、『写真のばらまきを認めるために屋上庭園を開放しているわけではないので、建造物侵入になりますということでした。また、写真に写っている人物の肖像権を侵害した罪にも該当するそうです」
写っている男性はだれがばらまいたかわかっているはずで、まあ、警察としても告訴待ちだな。それにしても、空から紙がひらひら降ってきて、たちまちお札かなんて思うのは映画の見過ぎでしょう。普通はビラを考える。