東京・江戸川区内の路上で、自転車に乗った男が帰宅中の女性を狙って顔をめがけ接着剤のような液体を浴びせる事件が頻発している。17日(2014年9月)午後9時ごろにも、女子高生の顔にコップに入った接着剤のような液体を浴びせられた。これで4件目だ。女子高生の「誰かあ、きてえ」という悲鳴を聞いた近所の住民が飛び出したが、犯人の男は逃走した後だった。
自転車に乗った上下黒の男
女子高生は目の痛みを訴えた程度でケガはなかったものの、接着剤のような液体で髪の毛はバリバリになり、美容院で4時間かけ髪の毛を切ってもらった。男は自転車でいったんは通り過ぎたが、Uターンしてきたという。男は黒の上下の服装だった。
リポーターの阿部祐二が事件現場付近を同じ時刻に歩いてみたが、街灯はあるものの暗いうえ、人通りもほとんどない。自転車で通りがかった若い女性は「ここは変な人が多いんです。絡んできたり、怒鳴りながら近づいてきたり。珍しくないですよ」と話す。
ここ2か月間に、今回の事件現場から半径700メートルの範囲で若い女性が似たような手口で被害にあっており、警察では同一犯のしわざとみて捜査している。それにしても、こんな不安な場所でも防犯カメラは設置されていないんだろうか。
司会の加藤浩次「これで4件。まだ広がる可能性がありますね。早く捕まえてもらわないと」
文
モンブラン| 似顔絵 池田マコト