iPhone6の発売がスタートした。アップルストア前に長い行列ができた。10日以上前から並んだ人たちはトイレや食事をどうしたかも気になるが、今年ならではのさまざまな現象も見られた。けた違いのブランド力にひきつけられた人たちに何が起きたのか。
青山通りには1000人以上の列...店員とハイタッチ
表参道ではアップルストアのドアが開くと、15日間並んだという男性を先頭に店員らと恒例のハイタッチをして客が続々と入っていった。「イエ~イ」の歓声も高らかにわき起こった。森本さやかリポーターも「行列は青山通りまで、1000人以上います。楽しい1日になりそうです」と興奮気味だ。
行列客はトイレや食事のときは隣の人に声をかけて場所を確保しあったそうだ。ソーラーパネルの発電装置を用意するつわものもいて、周囲の人に好評だった。
行列最後尾ではiPhone6+の模型の前に人だかりができた。これまでよりひと回り大きいから目立つ。ダンボールの手製「iPhone6」を持ちこむ人もいて、若い女性らの人気を集めていた。突然、行列に荷物が届いた。宅配便の伝票には、銀座アップルストアの住所に加えて、「行列先頭」と書かれていた。今回だけの特別扱いだという。もう、お祭りだ。
なかには、「並んでいたじゃないか」「並んでいないよ」というトラブルも発生した。場所取りの荷物がどけられていたとかいないとか。祭りにケンカはつきものか...。
文
あっちゃん| 似顔絵 池田マコト