まだある暴言「メンドリが時を告げると、世の中おかしくなる」
野島は不動産会社のサラリーマンから東久留米市議を5期、助役を経て都議4期目、幹事長も務めた重鎮だ。地元の東久留米市で聞いた。「もう少し心の中でかみしめて、言うべき言葉を選んでほしい」「ちょっと騒ぎすぎじゃないの、この前の時だって。適齢期の人に言ってもおかしくない」「この一件だけでどうこういうのは早いかな」と女性たち。「企業の中でも、そういうことを言ったらいかん時代だからね。時代が読めてない」といったのは男性だった。
これを新宿で若い女性に聞くと、「やめてほしい」「続けてほしくない」「問題がまったく生かされてないのが残念」とボロクソだった。
小松靖アナ「赤江さん、率直にどう思います?」
キャスターの赤江珠緒「ヤジの何が問題なのかが理解されてないと思いますよね。『結婚したら』という言葉自体が悪いんじゃなくて、議会で人格を否定するようなヤジに使うのは論外だという話だと思うんですけど」
リポートした岡安弥生は「釈明というより、自分は間違ったことは言っていないと、揺るぎない信念を語るような会見でした。おせっかいが政治信条だと言ってました」
宮田佳代子(ニュースキャスター)「セクハラは言った側の都合ではなく、いわれた人が感じるかどうか。だから、個人か公の場かという線引きなんかないですよ。本質がわかってるのかどうか」
松尾貴史(タレント)「居直っているのは醜悪ですね。『意味がわかりません』という段階でまず想像力の乏しさを感じるし、多様性を容認できないということでしょう。フランスがどうして少子化を改善したかなんてわからないだろうな」
玉川徹(テレビ朝日ディレクター)「こんな人が男女参画の会議の長であるというのは...」
松尾「いろんな人に参画してほしいというのと、この人が長であるというのとが合わない。この人はまた『メンドリが時を告げると、世の中おかしくなる』とも言ってる。そっちの方が問題だと思うんだが」
この部分は放送にはなかった。