スコットランドのイングランドからの独立を問う住民投票があす18日(2014年9月)に行われる。最新の世論調査では賛成派と反対派がほぼ拮抗しているという。
スコットランドはイギリス全体の面積の3分の1を占め、人口約530万人。GDPはイギリスの1割ほどだ。1707年にイングランドに合併されたが、300年ぶりに独立機運が高まった背景には、1970年代にスコットランド沖で発見された北海油田の存在がある。独立することで原油収入の増大が見込まれるのだ。しかし、油田枯渇の懸念や独立後の通貨がどうなるのか、EU加盟など課題は多い。
コメンテーターの野村修也(弁護士)「課題の多さを考えると、最終的には冷静な方に傾いて、反対派が多くなるという見通しもあるんじゃないかな」
日本時間のあさって昼頃には結果が判明するという。