山口洋子77歳「波乱の人生」女優、銀座高級クラブママ、作詞家、直木賞作家...

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直木賞受賞式では「プロの資格をいただいた」

   そして次が小説の世界だ。演歌歌手を育てるディレクターを描いた「演歌の虫」「老梅」で85年の直木賞を受賞する。そのとき「直木賞をいただいて、タイガースが優勝して日本一になって」「本当に自分が書きたかったものでヒットがほしい。プロの資格をいただいた」と話している。

   昨年1月、誤嚥性肺炎で入院したあと入退院を繰り返していたが、最近は散歩をするなど安定していたという。5日に容態が急変、翌日帰らぬ人となった。

   小松靖アナ「だれもが知っている歌詞が多いですよね」

   舘野晴彦(月刊「ゲーテ」編集長)「歌詞がすごいですよ。『よこはま・たそがれ』でも、体言止めが世界観を醸し出している。銀座の生活が作品の宝庫だったんでしょうが、時代が違うなと感じます」

   高木美保(タレント)「女優は他人の書いたものを代弁する仕事だけど、自らゼロから言葉を生み出す仕事で成功された」

   舘野「歌詞を聞いたのは小学生ころ。意味はわからないけど耳に残っていますね」

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
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