神戸の小1女児行方不明から6日...目撃情報途絶えた周辺で不審事件7件

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   神戸市長田区で11日午後(2014年9月)から6歳になる小学1年生の女児の行方が分からなくなっている。兵庫県警は145人体制で事件・事故の両面で女児の行方を捜している。

友だちと待ち合わせのマンション前に持っていた日傘

   番組リポーターの阿部祐二によると、女児が学校から帰宅したのは11日午後3時ごろ。仲良しの同級生2人と遊ぶ約束をしたため、カバンを置いてすぐ家を出たらしい。女児は115センチ、肩まである長い髪。その時の服装は上がピンク色、下が青色のワンピースに、クマのぬいぐるみがついたリックを背負い日傘を差していた。

   その姿が午後3時15分に自宅から350メートル離れたコンビニの防犯カメラに映っていた。女児はそのコンビニから約100メートル離れた同級生が住むマンション前で落ち合う約束をし、午後3時半ごろマンションまで行ったことは、管理人に挨拶をしていることから確認されている。日傘はマンショウのエントランスに置かれていた。

   ところが、同級生2人には会わず、午後5時半ごろに近くの公園を学区外の方向へ向かって一人で歩いている姿を男子の同級生3人に目撃されたのが最後だった。不明になった付近は6~8月の間に不審者の目撃情報が7件もあり、なかには女児に声を掛けて腕を触られるケースがあった。女児はその後の目撃情報がないことから、事件に巻き込まれた可能性が高いとみられる。

不明になる6日目にも迷子で交番保護

   女児が通う小学校では、1年生には一人ずつ6年生の引率係が付き世話をする。日頃から保護者たちは学区外へは行かないように指導していた。女児の引率係の6年生によると、女児は「緊張しているときは普通の静かなおしとやかな女の子ですが、緊張が切れるとずっと見てないとすぐどこかに行ってしまう。全然知らない人に声を掛けられても物怖じせずに答えてしまう」という。行方が分からなくなった日の6日前には、母親と買い物に出かけて迷子になり、交番に保護されたことがある。

   キャスターのテリー伊藤が「誘拐だとすると、歩いているのを車で付けていたか、突発的に連れて行った可能性がありますよね。パッタリ目撃者がなくなったということは、近くに犯人の住んでいる居場所がある可能性もある」と推測している。

文   モンブラン| 似顔絵 池田マコト
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