神戸市内の名倉小学校1年生、生田美玲ちゃん(6)が行方不明になってきょう16日(2014年9月)で6日目となるが、有力な手掛かりは見つかっていない。自宅から600メートルの交差点付近で見かけられたのを最後に消えてしまった。「JRの電車内で似た子どもがいた」という目撃情報も寄せられたが、果たして美玲ちゃんなのか。
足取り消えた付近で不審者情報7件
美玲ちゃんは11日午後2時45分ごろに下校してから、コンビニや公園の防犯カメラに一人で遊ぶ姿が写っていた。午後5時半ごろには坂を下りたところにある交差点で同じ小学校の児童複数が見かけている。このあたりの大丸山公園より南は、美玲ちゃんが通っていた小学校とは別の学区にあたる。近所の女性は「名倉小学校の子はよほどのことがないと来ません」と話す。
9月の5時半はまだ明るいが、別の住民は「学区が違うから、見かけてもわからへん」。この周辺では3か月間に7件の不審者情報が警察署に寄せられていて、気になるところだ。
田中良幸リポーター「住宅街で目撃情報が途絶えるのは不可解です。警察はこの付近を重点に100人態勢で捜査しています」
司会の小倉智昭「頼りになるのは目撃情報だからなあ」
不明から2日後のJR山陽線「新快速」
電車内の「目撃情報」は、13日にJR山陽線の姫路行き新快速に「美玲ちゃんに似た女児が中年の男といっしょにいた」というものだ。美玲ちゃんの自宅から最寄りの山陽線の駅は2・6キロ離れた新長田駅だが、ここには快速は止まらない。目撃された女児が美玲ちゃんなら、離れた駅から乗った可能性もある。
竹田圭吾(「ニューズウィーク日本版」編集長)「場合によっては近隣県も探さないと」
キャスターの菊川怜「人目につく電車で連れ去りますかねえ」
小倉「子どもの体力はその子によってちがうので、どこまで行くか。ただ、6日もたったことは心配です」
美玲ちゃんは身長115センチ、髪が肩まであり、ピンクと水色の上下ワンピースを着ている。