ここでも「東大」凋落!?安倍改造内閣に卒業生2人だけ...大臣たちの平均偏差値は低下

建築予定地やご希望の地域の工務店へ一括無料資料請求

大原麗子なが~く愛した男たち!田村正和、高倉健、ビートたけし...

   お次は今でもファンの多い亡き女優・大原麗子の肉声を綴った自作のスクラップ・ブックをスクープした記事。最初に結婚して生涯好きだったらしい俳優の渡瀬恒彦についてはこう書いているそうだ。<すごく可愛いし カッコイイよ渡瀬サン 初めてで最後の婚約 結婚>

   だがこの結婚は5年で破局を迎える。実弟の大原政光氏によると「渡瀬家の家風に馴染めなかった」ためだったという。結婚したら女は家に入るべきだという渡瀬家との溝が大きくなっていったそうだ。

   ここには書いていないが、結婚している間に森進一との『不倫』騒動があったことも、離婚を後押ししたと思う。

   若いときから彼女は子供をほしがっていたそうだ。彼女は難病のギランバレー症候群を発症するが、それを克服して80年に森進一と結婚する。しかし結婚生活は彼女が予想していたようには進まなかった。

   <「姉が『子供ができた』と相談してきました。もちろん森さんとの間にできた子です。しかし姉はこのとき、あるドラマの主演が決まっており、出産は降板を意味していた。姉は『堕ろしたい。病院を紹介して欲しい』と言った。決意は固かったですね。森さんは何も知らなかった。姉が一人で決めたんです。

   ただ、悩んだ末の決断だったことは確かです。というのも、姉は中絶した直後に、キャッシュカードの暗証番号を変えたんです。新しい番号は、子供を堕ろした日付でした」(政光氏)>

   その後、84年に森と離婚。彼女には好きな俳優がいて、そのことをスクラップ・ブックに書いていたという。田村正和を尊敬していたようだ。高倉健もその一人。こう書いているという。<健さん、人にきびしく、自分に甘いと思うわ。でもでも大好き。そんけいしてます>

   意外なことにビートたけしもファンだったようだ。<私が大ファンだって知ってたでしょ 恥ずかしいから云わなかったの、云えなかったの><(フライデー襲撃事件を受けて)君らしいカッコイイヨ 彼女を守ったんだから。私も男だったら一人でフライデー行くな>

   多くのファンからなが~く愛されている大原麗子だが、彼女を一生愛してくれる男には出会えなかったようだ。彼女は心の中の寂しさをこのスクラップ・ブックに書き込むことで晴らしていたのだろうか。ここに書かれた男たちは、一度も彼女を抱いてやらなかったのだろうか。

元木昌彦プロフィール
1945年11月24日生まれ/1990年11月「FRIDAY」編集長/1992年11月から97年まで「週刊現代」編集長/1999年インターネット・マガジン「Web現代」創刊編集長/2007年2月から2008年6月まで市民参加型メディア「オーマイニュース日本版」(現オーマイライフ)で、編集長、代表取締役社長を務める
現在(2008年10月)、「元木オフィス」を主宰して「編集者の学校」を各地で開催。編集プロデュース。

【著書】
編著「編集者の学校」(講談社)/「週刊誌編集長」(展望社)/「孤独死ゼロの町づくり」(ダイヤモンド社)/「裁判傍聴マガジン」(イーストプレス)/「競馬必勝放浪記」(祥伝社新書)ほか

姉妹サイト