富士山頂の迷い犬「富士男」に新しい飼い主!モニバド見て「死んだ愛犬にそっくり」

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   富士山の山頂付近で保護された迷い犬「富士男」にようやく飼い主が決まった。保護していた動物愛護グループの飼い主を求めるイベントなどを、先週月曜日(2014年9月1日)の「モーニングバード!」も伝えていた。これがきっかけで、もうひとつ偶然があった。

東京・浅草の50代ご夫婦

   富士男が保護されたのは昨年7月。やせ衰えた姿が登山者の口づてに伝わったのだが、人間不信か警戒心が強く、1年以上も新たな飼い主は見つからなかった。名乗り出たのは東京・浅草でカフェを営む50代のご夫婦だ。「モーニングバード!」で小松靖アナが「飼い主がみつからない」と呼びかけるのを見てびっくりした。夫婦がかつて飼っていた愛犬「ルーシー」とそっくりだったのだ。写真を並べてみるとたしかに似ている。

   さらに、先日、別の飼い犬「ロロ」をなくしたばかリだったが、「富士男」の話が放送された1日はその犬の誕生日だった。新しい飼い主は「似た子を呼んでくれたのかな。運命の出会い」という。

   富士男はいま「トント」という新しい名前をつけられているが、引き取られて大きく変わったという。これまで保護してきた被災動物ネットワークの佐藤厚子さんは、「表情が明るくなりました。素晴らしい方に出会えてよかった」と話す。浅草の街を元気に散歩する姿には、もう迷い犬の面影はない。

新しい名前は「トント」

   司会の羽鳥慎一「前のワンちゃんの誕生日に、このテレビで見てたんですか」

   吉永みち子(作家)「もし一戸建てで庭でもあったら、私が名乗り出ようかと思ったくらいだった。誰か見つかるといいなと思っていたら、ホントに見つかったんですね。(映像を見ながら)かわいい。なんか嬉しそうに見えますね」

   羽鳥「人間不信だったというが、新しい飼い主さんにこれだけ急速に慣れて...」

   佐藤さんによると、新しい名前は家族の一員として受け入れるという飼い主の意志と責任感の証しなのだそうだ。

   羽鳥「富士男からトント」

   1か月はトライアル期間で、そのあと正式に「トント」になるのだそうだ。

   小松「幸せになってほしい」

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
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