『異常』が普通になってきている気象異変
東京でも帰宅ラッシュを豪雨が直撃した。気象予報士の天達武史が「ものすごい雨と風です」と傘をちぎられそうになりながら伝えている。JR新小岩駅では改札の中まで浸水した。
こうした大雨の原因は異常に発達した積乱雲だ。きのう午後6時ごろには高いところで地上から1万メートルに達したらしい。宮城県ではピンポイントの狭い範囲で100ミリの大雨を降らし、北海道では200ミリの大雨を長時間にわたって降らせ続けた。
司会の小倉智昭「100ミリは大変な大雨ですが、これだけ続くと鈍感になってしまう。来年も再来年もこうなのですかねえ」
ショーン・K・マクアードル川上(経営コンサルタント)「異常が通常になっています。これが普通ということを覚悟しなければいけないんでしょうね」
きょうも夜にかけて雨雲の渦が日本海北部に停滞し、青森、秋田、山形で「瞬間豪雨」の危険がありそう。北海道や東北では不安定な天気はあすまでで、土日は晴れるが急な変化には注意がいるという。ほかの地方は3連休中、大気が安定しておおむね晴れの予報だ。
文
あっちゃん| 似顔絵 池田マコト