大阪府茨木市のファミリーマート茨木横江店の事務所で、男性店長(25)とその父親のオーナー(51)に怒鳴り散らしたり、土下座をさせて、たばこ6カートン(2万6700円相当)を脅し取った無職の中村剛容疑者(39)らが恐喝の疑いで逮捕された。
森本さやかリポーター「中村容疑者らは土下座して謝罪する店員や、店のオーナーの姿をネットの動画サイトに掲載したことから、事件が発覚しました」
スマホで撮影してネット投稿
司会の小倉智昭「なぜお店のスタッフが土下座しなくてはいけなかったの。よほどの非がない限り、常識では考えられない行為だよ」
8日(2014年9月)未明に事件が起こる数日前、中村の知り合いがコンビニ店の駐車場にバイクを乗りつけ集まっていた。店員が注意すると、その時は去ったが、8日にまたやって来て店長と口論になった。男女3人も加わって「誠意みせんかい」などと長時間怒鳴り続け、土下座までさせた。中村らはその様子をスマートフォンで撮影しネットにアップしていた。
小倉「ここまでやればストーカー行為に近い行為になるよね」
江口大和弁護士は「タバコを6カートン求めるというのは、まっとうな謝罪請求の範囲を超えています」と説明する。
森本「謝罪の様子をネットにアップするというのは問題がありませんか」
江口「映像をそのまま載せるというのは問題がないと思います。ただし、その映像の被写体である個人を中傷するような書き込みがあれば、名誉毀損で訴えられる場合もあります」
もともと、そうした法律や常識が通用する連中ではない。