愛媛県の済美高校野球部で悪質な部内いじめがあったとして、日本学生野球協会はきのう10日(2014年9月)、1年間の対外試合禁止の処分を下した。2年生6人が1年生19人に対して、日常的な暴力を含むいじめを行っていた。
たとえば、2年生が死んだカメムシを食べるか、灯油を飲むかの選択を迫り、カメムシを口に入れさせたことがあった。1年生同士7組に殴り合いなど喧嘩をさせ、「もっと強く殴れ」などと指示しながら、見物するなどしていたという。
番組コメンテーターの野村修也弁護士「(処分が下ったのは)相当、悪質だからということだと思うんですけど、生徒個人の問題なのか、それとも部全体の責任なのか、どうやって切り分けるのか。そういうのは課題になってくるのではないですかね。組織として何が問題だったのかを解明することは必要ですよ」