小3女児に「アメあげる」食べたら失神!20~30代男―イタズラ?誘拐?東京・瑞穂町

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   東京・多摩地区の公園で、小学3年生の女児(9)が見知らぬ男にもらったアメのようなものを口にしたあと意識を失い、病院に運ばれていたことがわかった。命に別状はなかったが、尿からは睡眠薬とみられる成分が検出された。この地区では似たような不審者情報があり、警視庁は誘拐あるいはいたずら目的とみて警戒を強めている。

「アメと小粒のラムネみたいなものもらって、食べてブランコに乗ってあとは覚えてない」

   事件が起きたのは7月29日(2014年)の夕方。瑞穂町箱根ケ崎西松原の公園で女児が1人で遊んでいたところ、20~30代と思われる男から「アメあげる。おいしいよ」と声をかけられ、錠剤のようなものと乳酸飲料を渡された。女児が口にしたところ意識を失った。

   午後6時頃、女児と男が一緒にいるところを女児の友だちが見ていた。男は「家に送る」と女児をおぶって立ち去った。その後、午後7時頃、女児が泡をふいて路上に倒れているところを通行人が見つけ、119番通報した。女児は病院でも暴れたり、母親がわからないような状態だったという。

   その女児がきのう8日(2014年9月)、リポーターの高村智庸の取材に直接答えた。

「『ちょっといい』っていわれて、『小学校の道わかる?』と聞かれて、私は『わからない』と言ったの。そのあと、アメと小粒のラムネみたいなもの(と飲料)をもらって、それを食べて私はブランコに乗って、あとは覚えてない」
「その後わかんなくなっちゃったの」
「うん」
「変な味しなかった?」
「しなかった」
「男の人は知ってる人なのかな」
「全然知らない人」

   警視庁によると、男は20~30代、黒いジャケットを着てやせ形だったという。

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
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