『ズンズン運動』4か月の乳児死亡!NPO代表「私の施術が原因ではない」

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これまでも救急搬送や死亡例

   のと小児科クリニックの能登信孝理事長は「過度な前屈もしくは伸展、さらに廻旋が伴って、脳の血流が低下する迷走神経の反射が強く起きた場合、心肺停止、呼吸停止のような状況が想定される」という。首は神経や血管が集まっており、ストレッチ運動で大人でも首を回すときはゆっくり慎重に回さないと危険がある。まして乳児ならなおさらだろう。

   上越市のNPO本部に隣接する家の主婦は、「3年前に救急車が来たので、出てきた母親にどうしたのか聞くと、『赤ちゃんの呼吸が止まってしまって病院に運ぶところだ』という話だった」と話している。昨年にも施術を受けた乳児が死亡していることが分かった。

   司会の加藤浩次「写真を見ると、ムリな動きですよね。これがムリな態勢でないなら、なんなんだと思いますよ。どう見ても首をひねっているとしか見えない」

   ロバート・キャンベル(東京大教授)「これを見ると、どうして子どもを預けるのかと思いますよ。やっていることは整体、からだにかなりの負担を与えており、免許がないとやれない。本来やるべきでないですよ」

   警察では業務上過失致死の疑いがあるとみて捜査しているが、それにしても何の医学的根拠もないのに安易にNPO法人として国が認可し、施術を認めているのはおかしくはないか。

文   モンブラン| 似顔絵 池田マコト
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