「デング熱」もう自衛しかない!野球場もライブもみんな虫よけスプレー持参

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   デング熱の発症確認者は15都道府県で74人になった。この中には代々木公園以外で感染したケースもあり、東京都は感染報告のない新宿御苑も閉鎖・駆除するなど対策の網を広げている。しかし、ここまで拡散すると、あとは蚊に刺されないよう、一人一人が気をつけるしかないようだ。

東京都は各公園で一斉駆除大作戦

   きのう7日(2014年9月)は閉鎖された代々木公園と道を隔てたB公園で「日本アジア・フェス」が開かれたが、訪れた人も「かわいそう」というほどまばら。フットサル・コートも中止。ポニー公園も開いてはいるものの客はゼロ。いたるところに蚊取り線香…。

   第1体育館ではライブがあったが、来場者はみな虫除けスプレーやパッチ、長袖と武装していた。ヤクルト・巨人戦があった神宮球場でもみんな虫除けスプレーとパッチだ。

   新宿公園でも感染例が確認されたが、60代の男性は明治神宮外苑と外濠公園で蚊にさされたと話しており、範囲は広がった。このため東京都はその中間にある新宿御苑も閉鎖し殺虫剤を散布した。渋谷駅近くの宮下公園でも蚊を採取した。

   代々木公園でロケ中に感染した青木英李(25)は「当初は40度近い熱が1週間くらい続いて、体にも発疹とか出ちゃって大変でした」という。また紗綾(20)は「発疹がひどくて、足中にぶつぶつができ、真っ赤にはれあがって痛くて痛くて。40か所くらい刺されたんです」

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
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