デング熱の感染広がりで首都圏の公園の閉鎖が相次いでいる。阿部悦子リポーターは「東京・新宿の新宿御苑は感染者は確認されていませんが、きのう7日(2014年9月)から当面の間閉鎖されました。また、横浜市金沢区の海の公園では代々木公園で感染した人が訪れ別の蚊にさされたとみられ、公園の一部が閉鎖されています」と伝える。
60代に感染男性は「千代田区の外濠公園を訪れた際に蚊に刺された」と話している。
蚊の行動半径500メートルでも、風に乗ると数キロ移動
東京慈恵会医科大学・嘉糠洋陸教授は感染拡大についてこう説明する。「蚊の行動半径は半径約500メートルといわれていますが、風などに乗ると数キロ移動する場合もあります。感染者の血を蚊が吸って、その蚊が離れたところまで運ばれてまた別の人を刺すことで新たな感染が起こったと思われます。まだ拡大する可能性があります」
司会の小倉智昭「車の中に蚊が入り込んでくることがありますよね。窓を開けて外に出そうとしてもなかなか出て行かない。車で移動することも考えられますよ」
コメンテーターの慶應義塾大学大学院・夏野剛特別招聘教授は「グローバル化で国内外の人の移動が激しくなっています。熱帯や亜熱帯の熱病がこれからも日本に上陸する危険性がありますよね」と警戒する。
石戸奈々子(「デジタルえほん」社長)「今まで蚊はそれほど恐ろしいものと考えませんでした。これからは子供たちと一緒に外出するときは注意をしなくては…」
いや、蚊はかつては日本脳炎などを媒介するもっとも恐ろしい虫だったはずだ。それに比べればデング熱などかわいいもの。このコメンテーターはあまりに無不勉強、無知すぎないか。