「お・も・て・な・し」から早くも1年。2020年のオリンピック開催地に東京が決まったのは、去年（2013年）の9月8日（日本時間）だった。東京有力という情報は流れていたが、ワイドショーは決まるまで「本当に東京が選ばれるのか」と大いに気をもんだ。
＜「五輪開催地」マドリード頭一つ先行？あす夜のアベノスピーチでひっくり返せるか＞（フジテレビ系「とくダネ!」）、＜下馬評アテにならない五輪開催地！優勢といわれながら…前回の東京、名古屋落選＞（日本テレビ系「スッキリ!!」）、＜「五輪招致」雲行き怪しくなってきた東京！英ブックメーカーも賭け率変更＞（テレビ朝日系「モーニングバード!」）と心配した。
1年たって冷静に見たら…都知事も「カネかけすぎだろ」
はたして東京が選ばれたから、＜東京五輪決定！経済の「特効薬」効くか？カネもヒトもある日本…欠けているのは？＞（「とくダネ!」）、＜東京五輪決定の勝因！IOC委員と上手にたくさんハグできたから…ホントかね!?＞（「スッキリ!!」）と大はしゃぎとなった。
さらに、気の早い皮算用や心配もはじめて、＜もう7年後のメダル皮算用「東京五輪」楽しみな『金の卵』ゴロゴロ！30個はいける＞（「スッキリ!!」）、＜東京五輪まであと2509日！気の早い心配だが…真夏7、8月開催で大丈夫か？＞（TBS系「朝ズバッ！」）というわけだ。
ただ、1年たって冷静になると、「大風呂敷招致」の無理も見えてきて、舛添都知事は計画のコンパクト化を進めている。賢明な判断だろう。（テレビウォッチ編集部）