5年前に家を出ていった母親から突然の手紙!「冬・春」編に波乱の予感
派手なストーリー展開はなく、小森の春夏秋冬の移り変わりと、それに忠実に従い、生きる力を身につけていくいち子の姿がこの物語のすべてである。そこに5年前に家を出て行ったきり音信不通になっていたいち子の母・福子(桐島かれん)から手紙が届く。続編の「冬・春」編は2015年2月に公開が決まっているが、そこではこの親子の関係に大きな展開がありそうだ。
諸々の事象・事件で「食べる」について考えざるを得ないいま、日本の自然の美しさや生きることの尊さを丁寧に伝えるこの映画は見ておいて損はない。
橋本愛のみずみずしい演技は非常に印象的で、青春群像劇の「あまちゃん」とは別の次元で橋本にとっての出世作といえそうだ。
バード
おススメ度:☆☆☆☆