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大魔神・佐々木主浩の長女―涙で語った「継母・榎本加奈子」酷すぎる仕打ち

   週刊文春の阿川佐和子対談に直木賞を受賞した黒川博行氏が出ている。大阪に住み大阪弁の主人公を描き続けてきた遅咲きの書き手である。そういえば以前ここにも書いたが、黒川氏は週刊現代の岩瀬達哉の連載でグリコ・森永事件の真犯人ではないかと書かれ、講談社などを名誉毀損とプライバシー侵害で訴えていたはずだが、どうなったのだろう。

   Wikipediaの記載なので自信は持てないが、「2013年8月30日、東京地裁は講談社と当時の編集長、および執筆者の岩瀬達哉に、計583万円の支払いを命じた」とある。直木賞授賞式に出た人間から聞いた話だが、講談社の人間も何人か来ていたが早々に退散したという。原稿を頼みにくいだろうな。

   週刊文春はつくづく凄い雑誌だと思う。多少考え方に違いはあるから辛口もいうが、毎週スクープを連発する底力には恐れ入る。今週は元横浜ベイスターズの大魔神・佐々木主浩の醜聞だ。佐々木は大リーグでも活躍し、引退してからは馬主としても成功している羨ましい人間だと思っていた。

   だが、週刊文春によれば、元アイドルと結婚して一男一女をもうけたが、大リーグに移籍した03年に女優・榎本加奈子(33)との不倫がバレて離婚。佐々木は2人の子供の親権を持ち、榎本は正妻になり2人の子供を産んでいるという。

   今回、佐々木というより継母・榎本への恨み辛みを告白しているのは、前妻との間にできた長女(22)である。中学1年の時、わずか自分と12歳しか違わない継母と同居した長女は、そうとう辛い人生を送ったようだ。榎本は弁当を作ってくれず、作ってくれと頼みこんでもらった弁当を開けたら「豆腐が一丁と醤油が入っていました」

   父親が不在の時は夕食も用意されていなかったことが度々あったという。耐えきれずに佐々木に内緒で実母に会いにいったら、約束を破って子供に会ったということで実母は離婚の慰謝料を剥奪されたそうだ。

   そのうち継母から「一緒に住めないから出て行って」といわれ、父方の祖母の家に行かされる。継母が実子を連れてハワイに行っているとき、佐々木が自宅に呼んでくれたことがあったが、帰国した継母が「トイレットペーパーの減りが早い」と勘を働かせてバレてしまったというから、この母と娘の仲の悪さはただ事ではないようだ。

   今年、体調が悪くバイトを休みがちなので、継母に家賃の援助を申し出たら「風俗でもやれば」といわれたという。この言葉に衝撃を受けた彼女は自殺未遂を起こすのだが、佐々木も継母も「世間にバレたらどうするの?」というばかりだった。自宅にものを取りに入ったら、不法侵入だと被害届を出され事情聴取をされたそうだ。

   これに対して佐々木のマネージャーが本人に確認を取った上でこう答えている。<「榎本との確執は彼女(Aさん)が一方的に思っていることでしょう。彼女の被害妄想もあると思う」>

   被害届は反省を促そうと佐々木が出したそうだ。

   長女側の、なさぬ仲の継母への恨みや一方的な思い込みはあるのだろう。だが、実の娘にここまで告白されてしまうのは父親として問題なしとはいえないはずだ。

   佐々木は「僕の教育が間違ったのかもしれない」といっているそうだが、父親としての役割を果たし、長女にそれなりの愛情を注いできたのだろうか。これを読む限り、大魔神は父性に欠けたところがあったといわれても仕方あるまい。

元木昌彦プロフィール
1945年11月24日生まれ/1990年11月「FRIDAY」編集長/1992年11月から97年まで「週刊現代」編集長/1999年インターネット・マガジン「Web現代」創刊編集長/2007年2月から2008年6月まで市民参加型メディア「オーマイニュース日本版」(現オーマイライフ)で、編集長、代表取締役社長を務める
現在(2008年10月)、「元木オフィス」を主宰して「編集者の学校」を各地で開催。編集プロデュース。

【著書】
編著「編集者の学校」(講談社)/「週刊誌編集長」(展望社)/「孤独死ゼロの町づくり」(ダイヤモンド社)/「裁判傍聴マガジン」(イーストプレス)/「競馬必勝放浪記」(祥伝社新書)ほか

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