テニスの全米オープン男子シングルで、96年ぶりにベスト4に残った錦織圭選手の準決勝の相手は、世界ランキング1位、4大大会で通算7勝 のセルビアのジョコビッチになった。世界最強の男だ。勝利する可能性はあるのか。
ランキング1位「世界最強のプレーヤー」弱点はあるか?
元テニスプレーヤー松岡修造氏は錦織のベスト4をこう見る。
「100年間、日本の選手がその場所にいけなかった。松岡修造も全然いけてないですよ。ベスト4というのは世界の記憶として残っていく選手なんです。準決勝の相手はもちろんランキング世界ナンバー1です。錦織のキーになるのはサービス。これはすごい。サービスを軸にポイントをとっていけば、決勝、優勝も見えてきます」
錦織はきのう4日(2014年9月)の会見で、「強い相手を破ってここまでこれているのは、自分でも評価できると思います。ま、油断せず、決勝までいきたいですね」と話した。
これを見て、司会の羽鳥慎一「さすがに疲れが見えていますね」
赤江珠緒キャスター「2戦連続で4時間超えですからね」
羽鳥「ファーとやるかと思うと、フーと(意味が分からない)、相当体にきているでしょうね」
2試合連続の4時間超えゲーム…心配な錦織の疲労
小松靖アナ「準決勝まで2日あるんですが、松岡さんは『2日間を最大限に生かしてベストコンディションにもっていってほしい』といってます」
羽鳥「一茂さん、どうなんですか。2日間の過ごし方、何もしないでダラ~?」
長嶋一茂(スポーツプロデューサー)「積極的休養ですよ。何もしないんじゃダメなんです。ニュートラルじゃなくて、ローにいれて歩くとかランニングとか体動かしておかないと。2日間グターでは3日目に動かないと思います。ただ、わからない。4時間もテニスやったことないから」(笑い)
羽鳥「しかも、われわれのテニスと違って『いくよー』じゃない。緊張感を4時間も続けてるんだから」
吉永みち子(作家)「毎日マラソンに出てるみたいな…」
長嶋「瞬発と持続の両方を4時間に凝縮してる。運動生理学的には相反することをずっとやってる。できないですよ、普通は」
準決勝は日本時間の7日未明。
羽鳥「100年に1回の出来事」
錦織とジョコビッチ、2人の着ているシャツは同じ「ユニクロ」だ。日曜の朝、「ユニクロ」対決を見るのも悪くない。