デング熱よりもっと恐ろしい熱帯伝染病!国内感染の心配…やはり蚊が媒介

富士フイルムが開発した糖の吸収を抑えるサプリが500円+税で

西ナイル熱、黄熱、マラリア、チクングニア熱…

   国内感染が心配なのはデング熱だけではない。国立国際医療センターの竹下望医師はこう話す。「西ナイル熱、黄熱、マラリア、エボラ出血熱、チクングニア熱などの熱帯特有の熱病が国内に入ってくる可能性は十分考えられます。西ナイル熱は米国やカナダで猛威をふるい、高齢者が重篤化するケースも出ています。これらの熱病を媒介するのは、いずれもヒトスジシマカやネッタイシマカなどの蚊です」

   ヒトスジシマカは2010年には青森まで分布していることが確認されている。ネッタイシマカも2012年に成田空港で生息しているのが発見された。

   コメンテーターの古市憲寿(社会学者)は「子供の頃、日本脳炎が危険視され、親から蚊には注意しなさいといわれていましたが、その後に日本脳炎の流行が下火になると、いつの間にか蚊のことも忘れられていった。今回のデング熱流行で、蚊が持つ恐ろしさを改めて自覚する必要があると思いますね」

文   ナオジン
姉妹サイト