地元に戻って感染拡散
感染症対策アドバイザーの高橋央医師は、「この問題でよく考えないといけないのは、基本的にきのうきょう発症した人ではなく、芋づる式に見つかった人が増えているということです。地元に戻られて周辺で新たな感染が起こっていたらこれは大変です」と危惧する。
司会の加藤浩次「家のベランダに出ても何か嫌な感じがしますよね。過剰反応ですかね」
高橋医師は「ゼロとは言い切れない点が厄介です」といい、国の対策とした次のような指摘をした。「デング熱の検査キットは健康保険が認められていんです。感染を疑われてもすぐ検査する体制になっていません。なるべく早くデング熱のような症状が出た人には健康保険ですぐ検査ができる体制にし、デング熱とわかかったら、蚊に刺されないように隔離する体制を作る必要があります」
高橋医師は「8月のお盆の前は東京は強い風が吹いていました。蚊が公園の外に風に吹き飛ばされた可能性もあることも考えないといけません」
文
モンブラン| 似顔絵 池田マコト